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4日、大月へRocketⅢを預ける前の話。
水戸のR50バイパスを走っているとバックミラーにシルバーのK1200Sが映っている。全く見えなかったところにひょいと現れたということは結構飛ばしていたのだろう。その後、片側2車線の右車線をしばらくオレと同じペースで走っていた。 信号機が赤になった交差点にやってきた。オレはいつものようにゆっくりと停止線まで出て行った。交差点なので右折車線を含めると3車線のところ。オレは1車線目と2車線目の間を抜けていく。K1200Sも前に出たかったと見えて、右折車線を物凄い勢いで停止線までやってきた。やる気か?と思った。ライダーを観ると、白いライディングジャケットが決まってる。いかにもK1200S乗りのスタイルだ。あれっ、でもハンドルが高くないか? ライダーの腕が長くてそう見えるだけなのか? でもやっぱり高いような気がする。キットかな? 信号機が青になった。K1200Sが本気だったかどうかは分からない。とにかく、RocketⅢの何気ない出足はK1200Sのずっと前を行っていた。数秒後、こっちは巡航速度に到達し加速終了。するとエンジン回転数を上げたK1200Sが抜いていった。 オレとしては、街中で本気なんてのは大人のやることじゃないから格好悪いと思っている。K1200Sの方も別に本気で発進したのではないだろう。K1200Sよ、さようなら。 と思っていたら、そこから数km先の交差点で信号機を待つK1200Sがいた。こんどはオレがそのすぐ後方につけた。K1200Sのナンバーは隣の県だった。 信号機が青になった。こんどはK1200Sとの距離を保つようにゆっくりと発進した。そしてK1200Sがスーッと加速して点になるのを眺めながら、オレはいつもの速度で目的地は向かった。 なお、K1200Sでの発進が少し心細いのは確か。当たり前だが低回転のトルクが細い。元々オレは低回転でクラッチをつなぐ癖があって、ノッキングさせてしまうことがしょっちゅうなのだ。K1200SでRocketⅢの出足に付いていくには、格好悪いが回転数を上げるしかないのだ。
by rocketiiidash
| 2007-02-05 01:15
| 茨城かいわい
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Comments(2)
コメント有難うございました。「K1200SでRocketⅢの出足に付いていくには、格好悪いが回転数を上げるしかないのだ。 」 K1200では排気量が約半分、倍回す必要がありそうですね。
低回転でクラッチを繋げるのは上手い証拠です。 辻司著「ライディング事始」で愛車のアイドリングはなるべく低く設定し、なるべく低回転でクラッチをすばやく繋ぐ練習をするとエンジンの扱いが格段に上手くなるとありましたので私はそれを実践して来ました。おかげでSSの乾式クラッチにも直ぐに慣れる事が出来ました。elimiさんも出来るんだったらその癖を有効に活用しましょう。決して直してはいけません。
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by
rocketiiidash at 2007-02-05 21:14
峰風さんへ
弁護ありがとうございます。 DUCATIの発進で、低回転で上手くクラッチがつなぎ更にスロットルを開けて無駄なく加速したときの快感はたまりませんよね。国産4気筒には絶対真似できません。 ただ、やっぱりノッキングはマズイのでK1200Sについてはちょっと鍛錬が必要なようです。
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