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1ヵ月くらい前から科学技術振興機構 (JST) がネットに公開している情報。
'カーボンナノチューブ空気極により超高容量なリチウム空気電池を開発' その内容を読むと、スゴイじゃん、と思えた。 リチウム空気電池がそんなに簡単に実現できるとは考えられないという疑念が研究者達の間に 存在するのか? あるいは、たとえこの成果が大きな進歩であっても、その他に乗り越え なければならない課題が多く残っているということなのか? 素人の私には不明だが、 ともかく世の中の注目度が大きいとは感じられない。 正極に多孔質のカーボンナノチューブ(CNT) を用いたセルを造ってみたところ、放電の際にそこで 生成される過酸化リチウムが薄くしかも多量に連続して付着するため、小さな容積の中で 高密度の電子の受け渡しが可能なことが確認でき、蓄電容量が現行リチウムイオン電池の15倍に なったという。従来の考え方では説明できないくらいの性能を示したそうだ。カーボンナノチューブ 純度を上げる技術の開発を上げている。 空気との接触面積を広げられれば正極の反応性、つまり性能が上がることは分かるし、 CNT が多孔質でその要求に沿うなら、なるほど、高性能な空気電池ができそうなことは 想像できる。 ところで CNT って簡単に手に入るものだろうか? ネット検索すると市販工業製品に使われて いるケースがあるみたいで案外入手し易いものかもしれない。ただそれが電池に使えるか どうかは分からないけど。 実用に足る容量を得るために電池を大型化すれば発熱問題が起きるじゃないかな。 従来のように必要な物質を閉じ込めた電池の場合は管理製造した物質だけを利用する。 一方の空気電池の場合は、外気を取り込まなければならい。しかもとんでもなく小さな 孔を持つCNTにそれを通す訳だから、かなり微細なゴミも取り除かなければすぐに性能が 落ちてしまいそう。 そういえばこの JST は以前もリチウム空気電池開発のニュースが発したところ。そのときはグラ フェンを用いていた。ルテニウムという貴金属を使用するという弱点もあったりして実用化には かなり遠いという印象を受けた。今回の電池はそれとは構造が異なる。今回発表されて タイプの方が実用に近いのだろうか? あったなー 実際にその発表内容を読むと開発には更に10年必要って書いてあったけど。 ということで、電動ビークルにリチウム空気電池が用いられるようになるまでどれくらい待てば 良いのか? 依然、残念ながら見えてこない。
by rocketiiidash
| 2017-04-30 21:54
| 電動バイク
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