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久しぶりに Diavel Forum を覗くと、Diavel のターボ車についての投稿があった。ネタ元は豪州の Pro Twin Australia。
ビデオがあるので先ず視聴。 一番印象的なのは、車と並走してるところから Diavel Trubo が加速を始めると一瞬で 点になってしまうシーン。
シャーシダイナモの上でエンジン回転を上げると、exhaust が赤熱する様子も見える。 出力。 実際に乗ってみると、自然吸気エンジンがそのままパワーアップしたような感覚で、一般的ターボに あるようなタイムラグは感じられれないそうだ。エライ。 ブログでは、パイプをいかに美しく取り回そうとしたか、ブローオフバルブやウェイストゲートといった ターボ特有のコンポーネントを上手く配置して Diavel オリジナルのスタイルを極力崩さないようにいかに Pro Twin は以前からカスタムには美しさが不可欠という考えを持ち、このプロジェクトでもたとえ 困難にぶつかってもその姿勢を貫いたとのこと。確かに見た目は悪くない。そして以前 Commoto Motorcycles がビルドした Diavel Turbo よりもこっちの方がまとまりが 良い。 チューンしない状態でエンジンパワーを計測したところ、いきなり20PS以上のパワーアップが確認できたとのことで、それが優れたパイピングを物語ってると自賛。 なお、使用したターボチャージャは Garrett 製。サイレンサーのブランドは SC-Project。 このターボ Diavel には特別な電子デバイスは追加されていない。それは、スマートで効果的な 制御を可能にした TuneBoy のソフトウェアが ECU にロードされているから。ブログには TuneBoy の Wayne の寄与に感謝している記載がある。 ただ、ブログのその辺りの技術的記述に物足らなさを感じたので Wayne にメールで尋ねて みた。Wayne から教わった情報を整理すると次の絵のようになる。(素人なのでちょっと間違いがあるかも。) こと。燃焼を適切に行うには、空気中の酸素量を正確に計測することが望ましい。正確な 絶対圧を計測できればそこから算出できる酸素量も正確な値となる。その絶対圧が、通常は manifold(マニホールド) で計測されている。Wayne によると、バイクでターボを適用する場合、 多くのケースでは自然吸気の場合と同様、マニホールドで絶対圧を計測するのだそうだ。四輪ターボ車 が通常そうだから二輪でもそれを倣うケースが一般的だそうな。ただ車のマニホールド容積が大きい のに対し、バイクのそれは小さいため正確な計測は難しいらしく、スロットルボディより上流の プレナムで計測した方が燃焼制御には適しているのだそうだ。 自然吸気の場合マニホールドは負圧。ところがターボを経由するともちろん正圧。それも大気圧の 2倍以上になったりする。なので通常の MAP センサはレンジオーバーになって使えない。このマシン では GM の 2 BAR MAP センサを使っているのだそうだ。外気圧も計測して外気圧とプレナム圧 をリアルタイムで比較して最適な燃料調整と点火タイミングの調整ができるようにソフトウェアが組み込ま れているとのこと。 Wayne 「Multistrada でも同じこと出来るよ」とのこと。はは、なるほど。
by rocketiiidash
| 2017-02-10 21:23
| Diavel
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