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10日前に Riders Jam Vow(以下 RJV) へ届いた寺本商会の T-REV。
箱を見ると "Teramoto Racing Eco Valve エンジンレスポンス・燃費・加速UP!!" とある。レーシング・エコ・バルブねー ま、ともかくオレが T-REV 装着で狙っているのはエンジンがスムーズに回ること。 バルブ本体の中をのぞく。 上流のクランクケース側。 下流のエアクリーナボックス側。 T-REV 装着が大工事になることは必至。そこでオレは傍観者となり仕事は RJV にお任せ。 で、やっぱり予想どおりの大工事。 結局後方シリンダーの Exhaust は完全撤去。 stock のブリーザー・バルブを外して T-REV のブリーザータワーを装着。 と思っていたら、店の外で RJV の社長や他のライダーとダベッている内に出来てしまって でも良かったってことだ。 店の外でエンジンを掛けてみる。 んーエンジン音変わったかなー良く分からない。 「エンジンの掛かり方が違ってません?」と RVJ のメカさんが指摘。「え、何?」 一度エンジンを切ってスタータモーターを回す。すると、グワングワンダダー! ほんとだ、変わってる。 T-REV を付ける前は グワングワングワングワンダダー! だった。スタータモータが回ってからエンジンが始動 するまでに以前は4回はクランキングしていたのに2回で始動。クランキングが軽くなったんだろう。 T-REV の効果だ。 工賃を含めて支払いを済ませ RVJ を出発することにする。ヘルメットを被り、再度エンジンスタート。 やっぱり始動性イイ。ん? 音がいつもと違う。さっき聞いたときは分からなかったが、ヘルメット を被って気付いた。そうだよな、バイクに乗ってヘルメットの中へ届く音こそが普段聞く音。 それで初めて違いが分かった。不正な音が少なくなったようだ。 で、発進。おっ、スムーズ。違いは明らか。 更に走ってすぐに判明したこと、それはエンジンンブレーキがマイルドになったってことと、スロットル 開け始めの力の出方がリニアな感じになったこと。実は Grosso Due を付けてからという もの、スロットルを開けたときのレスポンスに少々ムラがあり、ちょっと疲れる特性になっていた。 そのムラもほとんど解消。スロットルオフからオンへの切替えが T-REV 取り付け前に比べて滑らかに なった。 それから、回転が不安定で使えなかった低回転域上端が500rpm程度下がり、その分使える 回転域が広がった。例えばそれまで2速まで落とさなきゃならかったような交差点のコーナーも 3速のままでいける。3速ならばトルクも優しく扱い易い。そして使える回転域が広かったこと はどのギアでも言える。なるほど、これなら燃費も向上するかも。 なお、以上は欧州仕様 ECU & Grosso Due の組み合わせでのこと。ECU と exhaust が stock の場合、その変化の度合いはどうだろう? でもきっと扱い易い特性に変化すること だろう。
仏沼湿地で途中停車。 宿へ帰り、やっぱり T-REV の取付け具合を見たくなったのでバイク小屋でちょっと作業。 これだ。 マシ。 stock のブリーザー・バルブを見るとフィルターのように見えるモノが付いていた。 もたらしていないことは残念ながら明らか。 ブリーザー・バルブを取り除く必要が無ければエキパイだって外さなくていいから作業量も少なく できるのだが。なるほど、このバルブ それから、ある Diavel ライダーの情報によると、同じ内圧コントロールバルブでも、ピストンバルブ方式 を採用している NAG/AELLA の方が 影響を受け易く、必要なメンテナンス頻度はリードバルブ方式の T-REV よりも高いそうな。 [10/8追記] 寺本商会に直接尋ねて教えてもらったことを書いておく。 ・オイルが乳化してもリードバルブがほぼ問題無く作動することは確認済み。ピストンバルブ方式に 比べてリードバルブ方式の方がオイル乳化による影響が少ないと考える。 ・機構的にリードバルブ方式と゚ストンバルブ方式を比較してどちらが優れているかは考え方次第。 ・T-REV を装着したからといってオイル乳化の進行が早まるとは考えていない。 もう1つ。寺本商会は T-REV の取付手順書をサイトで公開していて、Diavel の場合、T-REV シリンダー上を選択。
by rocketiiidash
| 2012-10-07 23:57
| Diavel
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Comments(8)
私的にディアベルの弱いとこを解消してくれるのですね
ただ作業が難工事ですね うーーーーん
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rocketiiidash at 2012-10-08 08:06
tedさんの場合は ECU をCW専用に書き換えてあるからどうか分かりませんが、抜けの良くなるマフラーを付けると、エンジンが元気になるだけでなくてスロットルレスポンスの操作に神経を使うようになってしまうケースが多いんじゃないかと思うのです。そんなとき、コイツの効果は結構大きいと思いますねー
確かに難工事ですけど。
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jiro
at 2012-10-08 09:04
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一昨日自分も仙台のショップで付けました
自分は色を黒にしましたがrocketiiidashさんが体感した事と同じ事を自分も体感できました 自分は250ccスクーターからDIAVELに乗り換えなのでフルパワーでのスポーツモードは刺激強すぎて疲れるだけで使用してませんでしたがT-REV装着後はスポーツモードでも乗れるようなりました(笑) 自分も大正解でした
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MEGA MONSTER
at 2012-10-08 16:37
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かなりの効果みたいですね、欲しくなってきました。(^_^;)ヤバイ!!
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rocketiiidash at 2012-10-08 20:04
jiroさんも装着完了しましたか。
おっ、スポーツモードへレベルアップですか。加速が楽しいでしょ。
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rocketiiidash at 2012-10-08 20:13
MEGAMONSTERさん、思うに、もしも排気系を変更するなら、排気系変更後に内圧コントロールバルブを付けた方が良いような気がします。
というのも、内圧コントロールバルブを先に付けてそのスムーズさを知ってしまうと、その後の排気系変更でエンジンパルスが大きくなりスロットルワークに神経を使うようになると、排気系変更を残念に思ってしまうかもしれませんから・・・なーんて勝手に想像しちゃいってますが。
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yama
at 2012-10-08 22:19
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ついに付けましたね!「2気筒が3気筒になる」はオーバーにしても、低速もスムーズで小回りのクラッチワークに神経を使わなくてすむので疲労も少ないでしょう。ただし燃費はあまり期待しないほうが・・・。ついつい気持ち良くて回し過ぎてしまうので。
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rocketiiidash at 2012-10-08 22:46
yamaさん、燃費は期待薄ですかー(笑) ま、今のままでも十分ですから。
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