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先日出張で飛行機に乗り機内誌を手に取りパラパラめくっていくと、Flare Isolate の写真が
目に留まった。旅のツールとして紹介されていた。
なるほど、日本でも英国の耳栓が認知されつつあるってことか。 私の耳にはフィットしなかったんだけど。 よし、以前記事にした Isolate Mini を試してみるか。 細くて金属のコアがあればフォームの部分を確実に耳管の奥まで差し込めてしっかり遮音してくれ そうだ。 Flare Audio に注文、そして到着。 明らかに Isolate Mini は小さい。 期待しながら耳に挿入トライ。 しかーし。確かにフォームの端まで耳管には収まる。でも実際の遮音性はほぼ無し。Isolate Mini 本体の先端をほんのちょっと指で押せばグーッと音が小さくなる。あと数ミリ奥まで 入れば遮音性が得られそう。押し込むことはできても手を放したとたんわずかに外側へ 戻ってくる。そのわずかの差がかなり大きい。残念だけど使えない。 推測するに、耳管はまっすぐじゃない。そしてその形は個人差が大きいのだろう。どうやら 私の耳管には直線的なコアを持つ耳栓はフィットしないってことみたいだ。 今回も数千円の無駄な出費となり、Isolate の本来の性能を体感することはできなかった。 おそらくコイツが耳に上手くフィットする人達には悪くないモノなのだろうけど。 耳栓を選ぶとき、先ずは耳にフィットするものを選ぶことから始めなければ意味がないって ことだ。 なお、Flare Isolate も Isolate Mini も amazon に出品されてる。しかし表示価格が 1万円を超えとんでもないことになっている。Flare Audio のショッピングサイトなら、Isolate Mini が送料込みで4千円くらい。 前回の耳栓記事に、別の耳栓を紹介してくれるコメント書き込みがあった。 書き込みにあったリンク先を見ると ・・・ Howard Leight? いくつかの形とサイズの異なる耳栓が入っている。ぱっと見、やはり一番小さいのが良さそうと判断。Max Small と Bilsom 303SS の袋を開ける。形こそ違うけど太さはほぼ同じ。つまんでみると、前者の方が後者よりも若干芯がある感じ。更につまんでその復元加減を チェック。およそ同じかな。どちらも細いので、耳管には問題なく奥まで入った。ただ、芯を 感じられる前者の方が不安なく奥まで入れられる。奥まで入ってふくらんだ後の遮音性は、どちらも 3M ネクスケア ほどではないけど十分。そういえば、Max はピップイヤーホリデイ に Howard Leight Max Small はほとんどピップイヤーホリディと形も大きさもほぼ同じ。遮音性は ほぼ同等、つまんだときの弾力も復元加減もほぼ同じ。ただ、前者は安い分、形がきもーち いびつ。値段を考えると、パフォーマンスがおよそ同じで価格は前者が段違いに安い。ハイコスト パフォーマンスな耳栓ってことだ。 最近使っている 3M ネクスケア とその廉価版の 3M 1100。どちらも遮音性はピカイチ。というか 十分過ぎるくらい。なお 3M 110 はネクスケアの同等品だと思っていたが、何個か使っていく 内に、どうやら柔らかさと復元加減には製品むらがありそうだと思えてきた。それから、 つまんだ後の復元速度は、気温が高いときは速い。こういうとき、やっぱり細い方が有利 のだが、3M はちょっと太いので不利。 Howard Leight は性能のコストパフォーマンスも十分。ただ安い分、製品むらがある可能性は ある。でも次に耳栓を購入するときは、Howard Leight の細いタイプを選んでみよう。
by rocketiiidash
| 2017-09-09 19:49
| ギア・イクイップメント
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