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経営不振に陥っていた MV Agusta。かといって資本参加していた独国の Marcedes AMG(以下 AMG) は積極的に救済する手た打たない。即ちどん詰まり。 MV Agusta が大きな負債を抱えていたこと、なかなか AMG の言うことを聞かない Giovanni Castiglioni 氏(MV Agusta の CEO) を信用できないからなのかなーと思って いた。 すると昨年、ロシアの Black Ocean グループから大口の出資があり、MV Agusta が元気を 取り戻すのか? とその後の動向が気になっていた。 7月、AMG が、保有していた株を Black Ocean グループの ComSar Invest へ売却。 ComSar Invest は Castiglioni 氏の考えに賛同してるようのなで、今後 MV Agusta は 益々マシン開発や販売に力を入れ易くなるようだ。 それから日本の MV Agusta ウェブサイトをのぞいて驚いた。 [Photo Source: MV Agusta Perth] 1品モノで、ネットで公開したのは宣伝目的だと思っていた RVS#1 の注文を受け付けている。 ただし購入できるのは MV Agusta オーナーのみ。そして価格は500万円超。んんー ・・・ 更にもう1つ。 2018年モデルに搭載すれるエンジンに関し情報がネットに出回っている。2018年モデルは、従来の モデルに対して排気の有害物質を50%減らし、ノイズも半分近く減らしたそうだ。 ノイズは、エンジン内のバランスシャフトとウォーターポンプ歯数を多くしたり、エンジンカバーの厚みを増す ギアのドグの形状を改良してギアシフトがより滑らかにしたり、吸気、排気バルブの素材や形状を 見直して耐久性が向上。 キャタライザーは形を変え、ノイズが低減して MV Agusta らしい排気音を強く感じることが できるようになっているそうな。 MVICS(Motor & Vehicle Integrated Control System) にも手が加えられてスロットルレスポンスが改善。 その他、エンジンマウント位置が見直されたり、クイックシフターは更なる滑らかさを得ている。 最高出力は若干下がって144ps。 MV Agusta、乗って楽しいバイクを造り続けて欲しいものだ。
by rocketiiidash
| 2017-08-11 13:16
| 人様のバイク・他
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