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先日 BMW 試乗会で体験した R1200R のコーナリングは実はかなりショッキングだった。
なんで私の 1290 Super Duke R(1290SDR) は同じようにスパッと曲がらないんだ!? と。 きっとサスペンションの設定に理由がある。 以前購入した '「曲がれる人」になるためのサスセッティング実践講座' を引っ張り出してけっこう真面目に読んでみた。それから、シンガポールに行っている間に発売されていた Riders Club 5月号にちょうどサスペンションセッティング特集があるのを発見し、デジタル版を購入して(印刷版は売り切れていた)読んで勉強。 上記雑誌類によると、後ろタイヤのグリップを感じ易ければそれだけ不安無くマシンをリーンできるとのこと。リアショックのプリロードを下げることでストローク範囲を広げ、更に減衰の弱くすればそれだけショックが動きやすくなりライダーにはグリップを感じ安いとのこと。なるほど。 R1200R に乗ったときはとにかく車体がスパッと曲がり始めたという印象だった。それはリーンが軽かったということなのか? あるいはステアリングレスポンスが速かったということなのか? いずれか一方なのか、あるいは両方なのか? 正直言って自信が無い。ステアリングの反応が速かったことが車体が素早く曲がり始めたと感じた理由だとすると、車体を前下がりにすれば良くなるらしい。 ということで、先週土曜日の午後、先ずはリアショックのプリロードをイジることにした。リアショックは以前スタンダードよりも1mm抜いていある。今回はそこから更に抜いていった。どこまで行くかなーと思いながら調節リングを回していくと、おっとヤバイ。車体がどんどん垂直に近づき、そのままいくとコケそう。結局、それまでと比べて2mm程抜いたところで調節リングを固定。かなり柔らかくなっている。 この時点でも設定は次のとおり。 リアショックプリロード:スタンダード-3.0mm*1 リアショックリバウンド:18クリック (以前は15クリック)*2 ・・・ コンフォート リアショックコンプレッション低速設定:18クリック ・・・ コンフォート リアショックコンプレッション高速設定:1.5回転 ・・・ スタンダード *1:通常のサイドスタンドでは無理。バイクが右側に傾いて転倒する。私の 1290SDR のサイド スタンドは短く加工してあるため可能。 *2:'クリック' とは、時計回りに完全に閉めてから半時計回りに回したときのクリック数。 クリック数が増えるほどダンピングが小さくなりサスペンションの作動が速くなる。 ここまで走っていてリアが恐ろしく柔らかくなっていることを体感できた。物凄く快適というか、ふわふわ過ぎというか。一方、椿ラインに入ってからコーナーに進入したとき、リーンが軽くなった感じた。 でもやっぱりふわふわ感には少々違和感あるのでリアプリロードを1.0mm戻すことに。 で走ってみると、んんー そんなに変った気はしない。 つまりリーンは以前よりは軽くなった気はするが、R1200R で感じた程には素早く曲がり始めたという程ではない。ステアリングレスポンスを速めるべきかなー 前下がりしなきゃならないかなー かといってリアプリロード設定で軽くなったリーンの感触は維持したい。そこでリアリバウンドを18クリックから最弱の20クリックへ変更。 走ってみる。んんー変化を感じない。 んじゃ、フロントをいじってみるか。前下がりにするなら ・・・ フロトントコンプレッションを12クリックから15クリックへ。とりあえずフロントリバウンドはスタンダードの12クリックのまま。 走ってみる。んんーやっぱり分からない。 おもいきってフロントコンプレッションを15クリックから20クリックへ、フロントリバウンドを10クリックへ変更。 んで走る。やっぱりピンとこない。 ここで霧が濃くなり、路面が濡れ始める様相。 残念。今日は終わり。 10時過ぎには車庫に戻っていた。 自宅に帰って再考。 ステアリングレスポンスに拘る必要はあるのか? 私が求めるコーナリング動作は違うんじゃないか? スパッと曲がるという感触は、ステアリングレスポンスからではなく、車体が素早くリーンするという点から感じているのではないか? 先日 R1200R が素早くコーナー出口を向くと感じたのも、ステアリングレスポンスが速かったからというよりもリーンが速かったからだと思えてきた。 実際、1290SDR も、リアプリロードを下げたとたんにリーンが軽くなった。尻のすぐ下にタイヤがある感覚というか、現実に尻とタイヤの距離が小さくなっていることが、リアタイヤを操っているという感触を高めると同時に、リアタイヤのグリップ感を増し安心して身体をコーナーのイン側へ預けられるようにしているに違いない。故にリアプリロードは抜いた方が良いだろう。ならば気になるふわふわ感はどうしよう? それはダンピングで調整してみよう。 ということで、車庫へ戻り次のように設定。 リアショックプリロード:スタンダード-3.0mm リアショックリバウンド:15クリック ・・・ コンフォート リアショックコンプレッション低速設定:15クリック ・・・ スタンダード リアショックコンプレッション高速設定:1.5回転 ・・・ スタンダード フロントリバウンド:12クリック ・・・ スタンダード フロントコンプレッション:12クリック ・・・ スタンダード 同日夕方、ちょっと近所を走行。 リーンは容易。ただ、ダンピングはもっと効くようにしてみようかなー(クリック数を小さくする) それから当然だけど、足着きがかなり良くなっている。
by rocketiiidash
| 2017-07-29 09:27
| 1290 Super Duke R
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Comments(5)
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at 2017-07-29 14:15
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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Ryo
at 2017-07-30 08:46
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最近のBMWは車種によりますが、かなり「スパッと曲がる」という印象です。
車両の構造的にかなり計算され、詰められている印象です。 S1000RR,S1000R,R1200R、R1200RS、R1200GS、R nine T Pure 全て試乗しました。SシリーズとR1200Rはスパッと曲がる印象です。 R1200RSはR1200Rほどスパッとはいかない感じでした。キャスター角の 差がそうさせていると思います。 R nine Tは、クイックな乗り方をするバイクではない印象でした。 GSは全然違うジャンルですが、乗れば人気の高さを実感させられます。 全て僕の印象ですが・・・ 結局S1000RRの試乗後、とりこになり購入(増車)に至ってます(笑) talkliverさん、ネイキッド派ならS1000Rも試乗される事をおすすめします。 4発もいいかも?と思わせてくれるかも? BMWは気前の良い試乗(好きなだけどうぞ的な)させてくれるところ多いですしね。
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rocketiiidash at 2017-07-30 13:22
Ryo さん、やっぱり良く曲がりますか。
他の人からも今の BWW はクイックに曲がりますよねーというコメントをもらいました。 でもって購入しちゃった。あらら。 4発ですかー ハンドリングが良くてもエンジンレスポンスが私の好みに合えばってトコです。試乗の機会があれば試してみます。
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well-U
at 2017-08-03 09:23
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talkriverさん、こんにちは。
なかなか難しいお題ですね(笑 もともとSDRはリーンの軽いバイクではないと思いますし、ツインのBMWも決して曲がりやすいバイクではなかったという印象ですが、ずいぶん変わっているんでしょうね。 リバルビングの結果、ずいぶん走りやすくなりましたが、良く曲がるか、と言われればそんなに変わらん、という感じです。前下がりを解消する調整は、単純に考えれば曲がりにくくなるような(前輪荷重が減る)印象ですが、それだけではない奥深さがバイクにはあるんでしょう。フロントサスのプリをいじれれば、また変わる部分が大きいと思いますけどね、17モデルのSDRを注文してしまいましたが、フロントサスのばねレートが上がっているらしいです。
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rocketiiidash at 2017-08-03 19:53
well-U さん、こんばんは。
690Duke や Diavel から 1290SDR の乗り換えてもリーンが重いとか曲がらないと感じたことはありませんでしたが、R1200R と比べるとかなりの違いを感じてしまいました。 1290SDR '17年モデル、楽しんでください。 あら、フロントのバネが硬くなってるんですかー 益々高荷重の高速寄りになってるってことですね。
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